気づいたらヨリミチ。

人生、寄り道してなんぼ

新たな環境は新たな楽しみと悩みを生む

久しぶりすぎる更新。

もしかしたら、この更新すら誰にも気づかれないかもしれないくらい。最後の更新は1年半前。転職先が決まったときですね。

 

あまりにも久々なので、まずは近況報告のエントリです。

いま、おかげさまで転職先で楽しく元気に、時には悩みながら進んでいます。

下田でやり残したことはあったけれど、後悔は一切ないし、転職先にも恵まれています。

 

わたしね、ほんとに運だけはある。

まわりのみなさんに、助けられてばっかりです。

 

そんなこんなで、ベトナムから静岡を経て、東京でひとり暮らししながらまったく新たな環境に身を置き生活をし始めて1年半が経ちます。

 

そんなさなか、やる気満々で楽しい気持ちとは裏腹に精神と身体は静かに、でも確実に悲鳴を上げ、リミッターが外れてしまいました。

 

それはね、拒食と、その反動による過食。

食事をすることが、怖くなりました。体重はもちろん、体力も恐ろしいくらい落ちてしまい、私生活にも仕事にも支障が出はじめた。

BMIが、16%すら切っていたくらい。

 

そしてお酒に依存した。お酒が入るととても楽しくなれて、ずっと笑えていられたから。

でも、ある日から、飲んで帰宅すると、必ず過食をするようになってしまいました。

なんどもコンビニで買い足したり、冷蔵庫のものを食べ尽くしたりしてるうちに寝ていて、翌朝みる散らかった部屋と身体の重さに泣いていました。

こんなはずじゃない、と何度も何度も自分を責めました。

 

まだ完治どころか、ちょっとはましになったかな?程度だけれど、自分に厳しくしすぎていたわたし自身に対して、もうすこし優しくしてあげよう。

きちんと心の声を聞いてあげよう。と思えるようになってから、前に進めている気がして。

 

また、ブログ再開しようかな。そう思える余裕が出来たことが、とてもうれしいです。

 

家族はもちろん、友人にも同僚にもひたすら内緒なわたしのヒミツ。ここで打ち明けられたのもおおきな一歩。

 

そんなわけで!

なんだか重くなってしまったけれど、もうだいじょうぶ。あんだけ元気で病気とは一切無縁だったわたしもこれだけ病んで、人間わからないね。

 

よしよし。また、よろしくお願いしますっ!

チラシの裏の落書き

ご無沙汰でございます。すっかりサボっていました。
もうひとつのほうはボチボチ更新してたんですけどね…。

今週のお題は、「私がブログを書く理由」ですって。
そういえばタイムリーなんですけど、最近コメントで「こういうのはチラシの裏側に書け!」ってご丁寧にアドバイス頂きましてね。まー確かにしょうもないこと書いてるんだけど。
たいていのブログはどうでもいいことばっかなんじゃないの?

で、いまは実家にいるもので、新聞の折り込みチラシを探してみたら、なんだか最近のチラシどれも裏表印刷ばかり。落書きできないじゃない…! 昔はいかにも誰かが家で作ったようなオレンジとか緑の紙の片面印刷のチラシってあったんだけど、なんか今は全然ないんですね。


わたしは、絵を描くことや文章を書くことが小さいころ大好きで大好きで、落書き帳を買っててもすぐに何冊もなくなってしまう。どうせ人に見せるものでもないからもったいないしチラシの裏側に描いてーって母親に言われていて、よく片面印刷のチラシは集めていました。
最近のキッズはどこにお絵かきするの?それとも片面印刷のチラシがないのは、わたしの地元エリアだけなの?

それで、わたしがブログを書く理由を考えたんだけど、結局はなんというか、チラシの裏側に描いてたものが、大人になるにつれてデジタル化して、お金もかからなくて場所もとらないブログってものに移行しただけなんです。
だから、「チラシの裏側に描くより、こっちのが便利だから」。これだけかな。

理由のひとつに、多くの人に読んでもらいたいという欲求はわたしにはあるのか?と考えたけれど、これはほとんどない。
チラシのように、書いて適当に放っておいたら誰かに拾われたり、なんじゃこりゃって読まれてしまったり…このブログもそんな感じでなんとなく読まれたりすればそれで十分でございます。

あ、そうだ。
以前エントリにもあげましたが、静岡県伊豆の下田市へ行っていましたが、今月から地元に戻ってきました。ちょっと急ですけれど。
ほんとは1年くらいいてもいいかもどうしよう?って考えてたんですけれど。

 だから、こんなエントリも書いたんだけどね。


えっと。転職します…!
(下田で頑張ってるエントリとか書いてていま思うと恥ずかしい!)


下田での生活が思ってたよりも何倍も何十倍も短いまま終了にしてしまいました。いやー人間やっぱりいつタイミングが訪れるかってわからないね!

考えることがあって転職活動を下田で在職中に進めておりましたが、想定していたよりもだいぶ早く、順調に転職先が決まりました。よかった。思い立ったが吉日です。
(フミ○フミオさんの転職エントリを支えに頑張っていました。ほんと。最終で落ちたときも、仲間がいると思ってめげなかった。有難うございます!)

さーて、転職についてのエントリも、近いうちにまとめよーっと。忘れないうちに。

下田から離れてはしまったけれど、こっちもぼちぼち更新しますので、引き続き宜しくお願いします。
こっちのブログに関しては、おすすめグルメや観光地をメインに書いてるので、チラシの裏ではなく、表面でございます!

続けることが苦手な読書家に 読書記録しおり「ワタシ文庫」

読書をしていると、何の本を読んだかって記録をつけたくなりますよね。
1か月や1年で、どんな内容の本を、どれだけ読んだ。という記録です。

今月はこれだけ読めた!っていうのは自己満ではあるけれど、モチベーションのひとつでもあるし、純粋に内容を忘れたくないっていう思いもあり記録をはじめるのですが、なんだかんだ続かないんですよね…これが。

わたしも読書の記録としてブクログとかブログとか…はじめたはいいけど最初だけ。本の内容をあれこれ書こうと思うと、時間があるときにしようと後回しにして、結局書く内容どころか書くという行為すら忘れてしまったりする。もうだめだこりゃ。

そんなときにたまたま出会ったのが、この読書記録しおり「ワタシ文庫」。

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読み始めた日にちと読了日、タイトル、作家、メモ項目があります。これだけ。とっても簡単にリスト化できる。

なんといってもこのビジュアル! 読書好きにはたまらないのではないでしょうか?
小学校や中学校の図書室には必ずあったこの用紙。もう懐かしすぎて大興奮でした。

読書中のしおりとしても使えるコンパクトさなので、いつでも持ち運びができ、合間合間に書くことができるので大変便利です。

今までは内容をきちんと記録に残そうとしすぎていて逆にネックになっていた部分があったのですが、これだけ簡単だとすぐに続きます。続かないけれど、読書の記録には残したい方にとってもオススメ。

詳細は下記URLから、参照できますのでぜひ。おしゃれな文房具を販売するBeahouseさんが販売されています。

日本にいないうちに、かわいくて便利な文房具がいっぱい増えてて楽しいな~。個人的には、あとはかわいいブックカバーがほしいところ。


Kindle Paperホワイトも持ってるのですが、こちらもカバーを付けるか迷い中…だってカバーあるとせっかくの薄さが分厚くなっちゃうんだもん…。スマホと同じく、カバーってみなさん付けてるのかしら?

最近はひたすら和菓子の本を読み漁っています。日本の歴史、季節感などが溢れていて、とっても楽しい。

さーて、今宵も読書の続きをするとします。

 

学生時代に避けていた業界で輝くということ

さてさて。本日ははてなブログ今週のお題について初めて書いてみようかと。

お題はずばり、「今の仕事を選んだ理由」です。

以下、どうでもいい話がちんたら長くなる予定です。今の仕事を楽しんでいます!という自分の記録として。

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海外での営業職経験

このブログを始めた当初、わたしは東南アジアで生活を送っていました。
もともと学生時代から、海外に住んで仕事がしたい!と思っていましたので、毎日がとても充実して人生を謳歌していたのを覚えています。長年も夢見ていたことが実現するということが、こんなにも素晴らしいものだとは。
東南アジア諸国もほとんど回り、いい友人や同僚にも恵まれていました。

そのときの仕事は営業職でして、海外にはいながらも日系企業のお客様を基本的には担当をしていました。海外にはいるものの、仕事で関わる人のほとんどは日本人です。

そこでしばらくの海外での仕事を経験し、2015年冬に退職、日本に戻ってきたわけですが、戻るきっかけのひとつはやはり、やりたい仕事を見つけたから、です。

人が好きで、話すことが大好き、という理由で営業職に向いているのではないか、と思ってこの世界には飛び込んだものの、結局売ることでお客さんのためになるかどうかよりも、営業成績を伸ばすことが第一優先になって仕事をしていることが、どうしても受け入れられなくなってしまっていました。

お客さんには大してメリットがないかも、と思っても、売れるようであれば営業成績のために売らないと自分のため、会社のためにならない…それで数字をとれてもモヤモヤする日々が続いていました。

 

営業活動中に思い出した、楽しかったこと

そんな昔を思い出しながら、退職する前から悩みに悩み、相談して、次に挑戦するのはサービス業界に決めました。
そしていま、日本のおもてなしを学んでみたいということで、いわゆるホスピタリティー業界に足を突っ込んでいます。

わたしのように、「人が好き」「話すことが好き」…等々思って就職活動をして営業職かな?と思っている学生さんなどは、もうちょっと掘り下げて考えてみてもよいかもしれません。

わたしの場合、これまでの経験と周りの方からのお言葉で、雑談力と笑顔には自身をもっていました。小さなころから、笑顔の力にずっと救われ続けています。
もちろん、営業職をしていくうえでも、大変救われていました。ただ、それは強力な武器にはなったけれど、それが商品にはなりえない。それもあって、ちょっと自分自身で勝負してみよう、と。

今のホスピタリティー産業でのお仕事ですが、それはそれは楽しくて、今日はどんな人に会えるかな、どれだけたくさんの笑顔が見れるかな、と思いながら仕事をしています。「ありがとう」の一言に、これだけ喜べるのも久しぶりの感覚かもしれません。

制服に腕を通し、表に出た瞬間に、わたし自身もサービスの一部となります。いかに満足していただき、期待を超えられるか、が勝負です。
きっちりメイクをして、髪を整えて、始業前にピシッと気を引き締める瞬間が、なんというか、大好きなんですよね。
パーティー前にオシャレしてワクワクしながら会場へ向かう、あのワクワク感やドキドキ感に似ているかもしれません。おかげで、プライベートでふらふらしている時よりも、勤務時のほうがよっぽど自分らしい気がします。

大学時代には考えてもいなかった業界に今はいて、そして楽しんでいます。

ただ、これは営業職を通して本当にたくさんの業界の方にお会いでき、それぞれのお話を聞く機会があったからだと思います。そういう意味では、営業職にまずは従事してよかったというほかありません。
営業職の醍醐味のひとつは、自分が会いたいと思ったらコンタクトをとって行動に移すことで、会いたいひとに会えることでしょうか。どちらかというと待つ立場が多いサービス業ではあまり経験できないことでしょう。

仕事をしてみて初めてわかる、自分自身のこと

学生時代に考える自己分析とか、やっぱりあてにならなかったなー!と今では笑い話。

待遇とか給与とか考えるのもいいけれど、純粋に自分が楽しいと思う仕事をすることが、心身ともにこんなに元気になれるなんて、と驚くばかり。
人前に出る仕事ゆえ、寝不足でもいけないし、きれいでいたい。そのために規則正しい生活を心がけるようになり、本当に健康的になりました。

世の中には本当にたくさん仕事があって、今後やってみたいことや将来のキャリアを考えるのがとても楽しくなりました。あれもやりたいしこれもやってみたい。
結局、自分に合う仕事なんてやってみないとわからないし、自分に合っていても一緒に働くひとや地理にも左右されることでしょう。

何百、何万とある仕事のなかで、本当に自分のやりたい仕事をやりたい人とできることを見つけるほうが至難の業。だから、合わないなら合わないで割り切って、先を見据えることがいちばん。

転職は不安要素もいっぱいありましたが、新天地に向かうと気分も新たにエネルギーが沸いてくるものですね。

これからも、真摯に仕事に向き合っていこうという、2016年の決意表明でした。はてなさん、まとめる機会をありがとうございました。

伊豆下田で1か月

ご無沙汰しております。2016年、あけましておめでとうございました!

伊豆下田で、のんびりゆったりとした生活を存分に楽しんでいます。
まだ1か月、もう1か月です。

静岡県屈指の観光地であるここ伊豆下田。
光り輝くビーチサイドで、毎日のようにたくさんの方にお会いしていくなかで、なんだか自分の心に余裕が生まれ、笑顔の時間がとても増え、心が豊かになったと実感しています。
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ほんとにね、下田のひと、心が優しいひとばかりなんです。
もう、カルチャーショックレベルで驚く毎日です。無条件にやさしさを与えてくれる。

東南アジア生活を送っていたころ、東南アジア特有の家族や地域の結びつきがすごく強く、助け合って支えあって生きていて、人間っていいな家族っていいなって思っていました。
その前は都会に住んでいましたので、日本を出てからというものの「今の日本では考えられないくらい人って温かいんだ」「隣人の顔も見たことないような殺伐とした空気の中また生活していけるかな」と、何度思ったことでしょうか…。

それがいま、下田へやってきて、下田の人たちの温かさに救われています。
それは仕事先の先輩もそう、お客さんもそう、休日にお出かけした先でもそう…

結局わたしは、なにも日本なんて知らなかった。日本どころか、地元静岡県のこともまったくわかっていなかったんですね。

東南アジア」には古き良き昭和のような日本が感じられる…なんてなにを言ってたんだろう。今でも人々のやさしさとパワーと輝きは、すぐそこにあったんだなあ。

もちろん、人だらけではありません。
美味しいもの、美しい景色も、休日にまだまだ回りきれないほど山ほどある。


日本へ帰ってきて、「やっぱり東南アジア生活さいこー!」とか、「また東南アジア戻りたい」と思うんだろうな、とわたし自身も知人も確信していたのですが、まったくいい意味で裏切られました。
伊豆下田での今が、本当に楽しいです。

毎分毎秒、ちがう表情を見せる海。そんな海を毎日、家からでも職場からでも見れる贅沢な生活。

とりあえずまずは1か月。人生を楽しんでいます。
そして、はやくも考えているこの先について。まだまだ真剣に真摯に向き合っていかないとね。