気づいたらヨリミチ。

人生、寄り道してなんぼ

学生時代に避けていた業界で輝くということ

さてさて。本日ははてなブログ今週のお題について初めて書いてみようかと。

お題はずばり、「今の仕事を選んだ理由」です。

以下、どうでもいい話がちんたら長くなる予定です。今の仕事を楽しんでいます!という自分の記録として。

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海外での営業職経験

このブログを始めた当初、わたしは東南アジアで生活を送っていました。
もともと学生時代から、海外に住んで仕事がしたい!と思っていましたので、毎日がとても充実して人生を謳歌していたのを覚えています。長年も夢見ていたことが実現するということが、こんなにも素晴らしいものだとは。
東南アジア諸国もほとんど回り、いい友人や同僚にも恵まれていました。

そのときの仕事は営業職でして、海外にはいながらも日系企業のお客様を基本的には担当をしていました。海外にはいるものの、仕事で関わる人のほとんどは日本人です。

そこでしばらくの海外での仕事を経験し、2015年冬に退職、日本に戻ってきたわけですが、戻るきっかけのひとつはやはり、やりたい仕事を見つけたから、です。

人が好きで、話すことが大好き、という理由で営業職に向いているのではないか、と思ってこの世界には飛び込んだものの、結局売ることでお客さんのためになるかどうかよりも、営業成績を伸ばすことが第一優先になって仕事をしていることが、どうしても受け入れられなくなってしまっていました。

お客さんには大してメリットがないかも、と思っても、売れるようであれば営業成績のために売らないと自分のため、会社のためにならない…それで数字をとれてもモヤモヤする日々が続いていました。

 

営業活動中に思い出した、楽しかったこと

そんな昔を思い出しながら、退職する前から悩みに悩み、相談して、次に挑戦するのはサービス業界に決めました。
そしていま、日本のおもてなしを学んでみたいということで、いわゆるホスピタリティー業界に足を突っ込んでいます。

わたしのように、「人が好き」「話すことが好き」…等々思って就職活動をして営業職かな?と思っている学生さんなどは、もうちょっと掘り下げて考えてみてもよいかもしれません。

わたしの場合、これまでの経験と周りの方からのお言葉で、雑談力と笑顔には自身をもっていました。小さなころから、笑顔の力にずっと救われ続けています。
もちろん、営業職をしていくうえでも、大変救われていました。ただ、それは強力な武器にはなったけれど、それが商品にはなりえない。それもあって、ちょっと自分自身で勝負してみよう、と。

今のホスピタリティー産業でのお仕事ですが、それはそれは楽しくて、今日はどんな人に会えるかな、どれだけたくさんの笑顔が見れるかな、と思いながら仕事をしています。「ありがとう」の一言に、これだけ喜べるのも久しぶりの感覚かもしれません。

制服に腕を通し、表に出た瞬間に、わたし自身もサービスの一部となります。いかに満足していただき、期待を超えられるか、が勝負です。
きっちりメイクをして、髪を整えて、始業前にピシッと気を引き締める瞬間が、なんというか、大好きなんですよね。
パーティー前にオシャレしてワクワクしながら会場へ向かう、あのワクワク感やドキドキ感に似ているかもしれません。おかげで、プライベートでふらふらしている時よりも、勤務時のほうがよっぽど自分らしい気がします。

大学時代には考えてもいなかった業界に今はいて、そして楽しんでいます。

ただ、これは営業職を通して本当にたくさんの業界の方にお会いでき、それぞれのお話を聞く機会があったからだと思います。そういう意味では、営業職にまずは従事してよかったというほかありません。
営業職の醍醐味のひとつは、自分が会いたいと思ったらコンタクトをとって行動に移すことで、会いたいひとに会えることでしょうか。どちらかというと待つ立場が多いサービス業ではあまり経験できないことでしょう。

仕事をしてみて初めてわかる、自分自身のこと

学生時代に考える自己分析とか、やっぱりあてにならなかったなー!と今では笑い話。

待遇とか給与とか考えるのもいいけれど、純粋に自分が楽しいと思う仕事をすることが、心身ともにこんなに元気になれるなんて、と驚くばかり。
人前に出る仕事ゆえ、寝不足でもいけないし、きれいでいたい。そのために規則正しい生活を心がけるようになり、本当に健康的になりました。

世の中には本当にたくさん仕事があって、今後やってみたいことや将来のキャリアを考えるのがとても楽しくなりました。あれもやりたいしこれもやってみたい。
結局、自分に合う仕事なんてやってみないとわからないし、自分に合っていても一緒に働くひとや地理にも左右されることでしょう。

何百、何万とある仕事のなかで、本当に自分のやりたい仕事をやりたい人とできることを見つけるほうが至難の業。だから、合わないなら合わないで割り切って、先を見据えることがいちばん。

転職は不安要素もいっぱいありましたが、新天地に向かうと気分も新たにエネルギーが沸いてくるものですね。

これからも、真摯に仕事に向き合っていこうという、2016年の決意表明でした。はてなさん、まとめる機会をありがとうございました。