海外コミュニティーに蔓延る仲良し教
TwitterやFacebookなどのSNSを眺めていると、程度はそれぞれですが定期的にSNS有名人の方の投稿ってリツイートやシェアで回ってきますよね。で、イケダハヤトさん、なんか面白そうなことやってるな、また炎上してるな、とたまーに遠くから眺める程度だったのですが、ちょっと、この記事。
もうね、まさに自分の海外生活における、せまあああい日本人コミュニティーのモヤモヤだったもので。ちょっと久々にイケハヤさんだけでなく、懐かしの(?)ちきりんさんブログなんかも読み漁っています。
いやーほんとに。わたしも「仲良し教」が嫌いです。
これからの話は、ビジネス以外の、あくまでプライベートの話です。貴重な人生のこの時間を、誰と一緒に過ごすのか、くらい自分で決めたい。なんか別に仲良くなれそうな人とか、気を使っちゃう人とか、なんとなくこの感覚違うなって人とかと過ごす時間ってどれだけ生産性があるの?
そんな暇があるならブログ書きます。
間違いない。わたしだって他にやりたいこと、山ほどありますので…
わたしはいま海外にいますが、この仲良し教はとても勢いを増しておりまして。おっ同じ日本人なんだしみんな助け合って仲良くしていこう!みたいな強烈な信仰が存在する。えっと、あなたとの共通点、日本人ってそれだけですけど…?
どうしてそれだけで仲良くなれると思っているのか…海外にいるが故の錯覚です。
なんだか、ここでの日本人コミュニティーが小さすぎて、村社会で、ほんとに学校みたいなのですよ。仲良しグループみたいなのが存在して、あの人はいやだとか、こんなことしてる、とか、噂になるんです。ほっといてください。
わたしも海外に出たばかりのころ、ここぞとばかりに誰かと会ったり、集まったりしていました。そのときは、本当に新鮮でした。
でもね、残んないんです。
ここで何回か一緒に遊んだひとのうち、どれくらいが日本に帰国後も会ったりするのかな、とか、考えたりしますが、たぶん、1%くらい。
気づいたら狭い社会に、中途半端な知り合いばかりが増えていて、どこに行っても中途半端な知り合いがいて、周りの目が気になって、社会がより狭くなってしまいました。気にしなければいいだけなのに、気になるんですよね。
日本だってそうじゃないですか。
わたし、日本を飛び出すときはこれまでの同級生とか友だちたくさんいましたよ。人並みには。でもね、じゃあもうすぐ帰国しますってなったとき、帰国中に連絡して予定合わせてもらってまで会いたいひとって、ほんと親友しかいない。親友なんて、4、5人。これまで学校でたくさん遊んできたのにも関わらず。ほんと、なんか人間関係なんてそんなもんだ。
残るひとは残る。そういう大切な人との時間を大事にしていければ、いいと割り切っています。プライベートの時間くらいね。いやー価値観なんてあっという間に変わりますね。
気ばかり遣う人とのお食事会とかですね、時間の無駄遣いです。わたしの時間はもっともっと貴重なもので、どーでもいい人に安売りなんかしたくありません。時間かつお金を失ってしまうそのお食事会の間に、お金稼げます。
だからもちろん、わたしと会うことが乗り気でない人は、わたしのお誘いを断ってもらって構わない。お互い様だし。無理して会ってもらうほど、悲しいことはありません。
お誘いに乗ってご飯行っといて、あーやっぱりあの人は苦手だ…とか、話つまんなかった…とか毎回のように言ってるひとは要注意です!何回後悔してるんですか。
朝型生活へのシフト~1か月継続してみて - 気づいたらいつもヨリミチ。
こちらに書きましたが、朝型生活を意識するようになってから、本当にわけのわからん飲み会への参加率が減りました。時間の使い方をよく考えるようになって、ほんと有意義な生活ができていると感じます。ダイエットもできたしね。
悪く言えば、人付き合いがかなり悪くなりました。よく言われます。
もちろん、海外でしかありえなかった出会いや付き合いもありますし、短期間でもこの運命的な出会いを大切にしたい!という方はそれはそれで素敵です。一期一会ですから。広く浅く、の人間関係ですね。
でも、それを違う価値観の人に押し付けるのはエゴ。わたしはせっかくの海外で出会った人でも、大事にしたい人はとことん大事にしたいので、それで十分です…
ま、こんなことをこちらで言ってしまったら、これまたこの閉鎖社会で住みにくくなってしまうので、チキンなわたしはここに吐き出しているわけですが…この社会の狭さに最近疲れてしまってですね、ちょっとまた拠点を変えようと目論見中。
とにかく、みんなで仲良く!の先には何が待っているのでしょうか。もっともっと気楽に人間関係、築きましょ。