気づいたらヨリミチ。

人生、寄り道してなんぼ

大学生と田舎町と自動車学校

日本に帰国後、すぐに自動車学校に入校し、2週間ほど合宿にて免許取得をしました。
恥ずかしながら、この年で運転免許を取得していなかったので、仕事を辞めているこのタイミングで学校に行かなければしばらく機会ないかもと思ったのと、10月11月あたりはいわば閑散期で自動車学校の学費が安いので、行ってまいりました。

学校は家から1時間ほどの県内の自動車学校。合宿で入学できる場所で一番近いところを選びました。あとは県内で一番大きな学校でしたので。
閑散期と混雑期、なんと10万円も費用が変わってきます。これは大きい。


この時期は学校もあるため、学生もいないなか、のんびりできるかなーと考えていましたが、若い学生だらけ、生徒もたくさんいて見事期待は裏切られました! 若い子たちにいっぱい遊んでもらって、お姉さんは緊張しましたが大満足です。

こんなにたくさんの日本人と生活したり、話したりするのって、いったい何年ぶりなんだろうか…それも、メインは大学生という若い子たち。
合宿も受け入れている自動車学校には、県内や地元の子たちだけでなく、県外からも多くの老若男女が訪れていました。若い子は高校生、うえは免許の講習に来るお年寄りの方…世代も立場も違う、育った場所も違うひとたちが、こんな田舎に何百人も集まるって、なんだかすごくないですかね。

観光地ならわかるんですが、ほんと何もないところです。
これ、一大ビジネスになるんじゃないの?と思うんですけどね。これだけ県外から若い世代が何百人と2週間も長期で来ている。2週間で人は入れ替わりますが、コンスタントに人は来て、しかも春休み&夏休みは倍以上の人が訪れます。
それなのに。ほんっとーーーにすることがない…!!!!!

昼間は学校ですが、それでもやっぱり暇なんですよ。することがない。
これだけたくさんの人が、お金も時間ももて余している。もったいない。実にもったいない!!!!! なんかやりようがあるんじゃないのかな、とひたすら考えていました。こういう合宿地、たぶん他にも日本中に存在するんだろうなあ。

いちおう小さな観光地でもあったわたしの合宿地。卒業後、帰宅の前に少し観光でもしていこうかと思い訪れてみましたが、閑古鳥が鳴いている状態。せっかくこんなに立派なものがあって整備もされているのに、きっとみんな知らないまま帰ってしまうんだろうなと思ったら、なんともやりきれない気持ちでいっぱいになりました。人はこれだけ来てるんだけどな…

ま、かといってもう一回行くかと聞かれればもう行かないとは思います。でも、合宿、この年でいろいろな方と話せて楽しかったです。職場にいたら、関わるようなこともないひとばかりでしたので。

日本にはいろんな人がいるんだなーなんて。そんな当たり前のことを2週間という短いなかで、田舎町の、小さな社会で、つよーく感じるのでした。
ヤンキーみたいな子、見ただけで怖くなっちゃうんだけど、やっぱり悪い子ばっかりじゃないのね。粋がって言葉遣いがちょっと怖いだけで、根はいい子ばかりでした。

あ、なんかどうでもいいエントリになっちゃった。

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